ローリンガール

ロンリーガールはいつまでも 届かない夢見て 
騒ぐ頭の中を掻き回して、掻き回して。

 

「問題ない。」と呟いて、言葉は失われた? 
もう失敗、もう失敗。 
間違い探しに終われば、また、回るの

 

もう一回、もう一回。 
「私は今日も転がります。」と、 
少女は言う 少女は言う 
言葉に意味を奏でながら!

 

「もう良いかい?」 
「まだですよ、まだまだ先は見えないので。息を止めるの、今。」

 

ローリンガールの成れの果て 届かない、向こうの色 
重なる声と声を混ぜあわせて、混ぜあわせて。

 

「問題ない。」と呟いた言葉は失われた。 
どうなったって良いんだってさ、 
間違いだって起こしちゃおうと誘う、坂道。

 

もう一回、もう一回。 
私をどうか転がしてと 
少女は言う 少女は言う 
無口に意味を重ねながら!

 

「もう良いかい?」 
「もう少し、もうすぐ何か見えるだろうと。息を止めるの、今。」

 

もう一回、もう一回。 
「私は今日も転がります。」と、 
少女は言う 少女は言う 
言葉に笑みを奏でながら!

 

「もう良いかい?もう良いよ。そろそろ君も疲れたろう、ね。」

 

息を止めるの、今。